07
今日も Darryl のステージは大盛況です。観客達の熱狂的な盛り上がり。
ボーも遊びにきてくれました。結局仲良し。
今夜はとある場所にみんなが集まりました。少し前に登場した歌姫もいます。
彼女も今度の新人オーディションの審査員で、新しい子を発掘する役目を持っていることにします。
5番目の新人タレントとようやく出会えました。でもこの子とはハートは飛び散らず。
たまにはいいかな。 5 人全員からモテたら忙しいもんね。
この子が一番普通で可愛い雰囲気です。バレエが得意でダンサーを目指してることにしようか。
「今日は音楽業界のただの飲み会って集まってるけど、これ、オーデションのウラ審査もきっと入ってるわよ。カメラ回ってないか注意して」
そこに、怪しげなトレンチコートの男が彼女たちのテーブルに近寄ってきました。
「素敵なレディ達、ご一緒してもいいかな」
"誰、このおじさん ? " と見上げる顔がいい。業界の人 ?
ははは、おなじみのロミオ・レイクでした。私の中ではもうロミオのキャラは「女性大好きなチョイ悪オヤジ」で、きれいなお姉さんを見つけると必ず出没するような、捜査官の仕事を公私混同しているイメージの彼です。
いいタイミングで登場したので、後ろ姿だけ。にへら〜と笑った顔してるかも。
今夜は順番に Darryl と歌います。実は本当に裏オーデションで、彼女達だけ知らされていない状況にしておこう。
でもみんな感づいているので、それぞれ個性を出しながらアピールしています。
「今夜は油断できないわ。あなたにも負けないからね」
バチバチと火花が飛び散っています。
「大丈夫、彼は私の味方だもん・・・」
Lala も負けません。
でもきっと、一番輝いていたのはアップルです。彼女のオーラが違います。
この二本持ちマイク、カワイイな。
誰もが彼女を推薦し、優勝間違いなしと見ています。
シムズ版オーデション番組、 " The Sims Got Talent " の予選がテレビ放送されました。
(勝手に作ってる)
彼が部屋で新聞を読みながらリラックスしている姿、くつろげます。
そこにピンポーン、と、また Lala がやってきました。熱心に訪問してきます。
部屋にあげてもいいんだけど、Darryl はこれから仕事の予定があるので、ちょっと待てるかな ?
下に降りると、Lala はおとなしく本を読んで待っていました。部屋に入れてもらうまでずっとそこに居座りそうな気配です。
Darryl : 「これから仕事だから夜遅くなるけど、それでもいいなら待っててくれるかい」
Darryl : 「今夜も泊まる ? 」
こそっとささやいて。
なんだか頭の中、やらしいこと考えているような顔です。いつもはハンサムなのに、ここだけなぜか鼻の下がのびて、いつもの彼らしくないおっさん顔にみえる。
今夜もステージ。キャーキャー言われてます。
ステージは何回やって飽きず、誰が見に来てくれるのか楽しみです。
夜遅くアパートに戻ると、おどろいた事に本当に Lala がまだ一階のロビーで本を読んで待っていました。
コントロールできないシムなのに、フリーウィルでずっとそこで待っていたなんて、可愛くていじらしくて。(たまたま動かなかっただけでしょうけど)
彼女のひたむきでちょっと周りが見えない一直線な行動に、彼もたまらない気分です。
もう今夜は朝まで寝かせないよ。
ステージが終わってまだ高揚感が残っている時で、疲れて家に戻ったら彼女が帰りを待っていてくれたのが感動でした。
08 につづきます